1.リリース情報

リリース日：2023/10/31
バージョン：5.5.0

リリース対象

Unifinity Studio	Unifinity Application Player
Windows	Windows	Android	iOS
◎	◎	◎	◎

2.新機能

2-1.Windowsで使用するWebビューのアップデート

Unifinity StudioとWindows版Unifinity Application Playerで使用するWebビューをアップデートしました。設定により新旧のWebビューのどちらを使用するか切り替えることが出来ます。詳細は「2. [プロジェクト]タブ」をご確認ください。

互換性維持のため、従来のアプリは全てVer.5.4.3以前と同様のWebビューで動作します。

3.不具合改善

3-1.「ファイル/画像読み込み」ロジックで画像以外を読むとクラッシュする問題の修正

Windows版Unifinity Application Playerにおいて、「1806_ファイル/画像読み込み」で画像以外のファイルを読み込んだ際にクラッシュしていた問題を修正しました。

3-2.Android14で一部権限が必要なロジックが動作しなかった問題の修正

Android版Unifinity Application Playerにおいて、Android14では「1806_ファイル/画像読み込み」ロジックが動作しない問題を修正しました。

3-3.Windowsで、手書きビューにタッチ入力が行えなかった問題の修正

Unifinity StudioとWindows版Unifinity Application Playerにおいて、手書きビューにタッチ操作が可能なモニターで手書き入力が行えなかった問題を修正しました。

4.仕様変更/その他

4-1.Windowsで使用する場合の動作要件の変更

Unifinity StudioとWindows版Unifinity Application Playerの動作要件を下記のように変更いたします。

変更前

Windows 8.1以降

変更後

Windows 10以降

4-2.モバイルOSサポート範囲の変更

Android版とiOS版のUnifinity Application Playerのサポート範囲を、下記のように変更いたします。

変更前

Android 4.4以上

iOS/iPadOS 14.0以上

変更後

Android 6.0以上

iOS/iPadOS 15.0以上

4-3.Windows向けのインストーラーについて

本バージョンからUnifinity Studio及びWindows版Unifinity Application Playerのインストーラーについて、従来通りの「管理者権限が必要なインストーラー」の他に「管理者権限が不要なインストーラー」も提供いたします。詳細は「2. 動作環境の確認」をご確認ください。

また、この仕様変更に合わせて、Ver.5.4.3以前のバージョンをインストールした状態で、Ver.5.5.0以降のインストーラーを実行した際、以前のバージョンをアンインストールする旨のダイアログが表示され、アンインストールが必須となります。※「管理者権限が必要なインストーラー」を使用した場合は、アンインストールを行っても認証情報は引き継がれます。また、ダウンロードしたアプリ、作成したアプリ等のデータはいずれのインストーラーを使用しても引き継がれます。

4-4.通信時の証明書検査の実施

Ver.5.5.0より、通信ロジックのセキュリティーが強化され、SSLサーバー証明書の検査を行うようになります。詳細は「[重要] UnifinityのSSL/TLS通信処理におけるセキュリティ強化について」をご覧ください。

4-5.デバッグログ出力オプションの削除

Unifinity Studioのプロパティーから、「ログファイル」を除去しました。

4-6.Androidでの認証時の権限設定について

Android版Unifinity Application Playerにおいて、下記OSバージョンの場合は、初回ユーザー認証時に記載した権限の許可ダイアログが表示されるようになります。（それ以外のAndroid OS、機能の権限については、従来通りアプリ内で該当機能を使用時に権限の許可ダイアログが表示されます）