1.リリース情報
リリース日:2025/01/30
バージョン:5.9.0
リリース対象
Unifinity Studio | Unifinity Application Player | ||
Windows | Windows | Android | iOS |
◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
本リリースのAndroid版については、Ver.5.8.2で取り下げているVer.5.8.1の新機能・不具合改善・仕様変更を含めております。
2.新機能
2-1.リスト表示方法の追加
「サブフォーム」の「リスト表示」の設定方法を変更し、下記の選択を行えるように変更しました。また、画面のレイアウトごとに個別に「リスト表示」の設定をできるように変更しました。
- 無し
- 縦方向リスト
- 横方向リスト
- 横方向カルーセル
- ギャラリーリスト
詳細は「サブフォーム」をご覧ください。
2-1-1.互換性について
Ver.5.9.0以前のプロジェクトおよびアプリを実行した際には、「リスト表示」がOFFだった場合は「無し」に、「リスト表示」がONだった場合は「縦方向リスト」にそれぞれ変換され、Ver.5.9.0でも同等の挙動となります。
ただし、左右のスワイプについては、以下の条件をすべて満たす場合のみ、挙動の互換性が無くなります。
- 条件
- 「リスト表示」がON
- 「画面内に明細が収まっているときもバウンドする」がON
- 「上下のスワイプ時イベント」が両方未設定
- 挙動
- Ver.5.9.0以前:サブフォーム内に画面が収まっている場合は、左右にはスワイプできない。
- Ver.5.9.0以降:サブフォーム内に画面が収まっている場合でも、左右にもスワイプできる。
条件に該当する場合、Ver.5.9.0以降のUnifinity Studioにて、サブフォームの設定で「バウンドする(左右)」をOFFに再設定することでVer.5.9.0以前と同様の挙動にできます。
2-2.サブフォームの横スワイプ時処理の追加
「サブフォーム」に新たに「右スワイプ時処理」と「左スワイプ時処理」の設定を追加しました。
3.不具合改善
3-1.リスト表示を行わない場合、バウンドの設定がただしく機能していない問題の修正
「サブフォーム」のリスト表示がOFF(無し)で、かつ「画面内に明細が収まっているときもバウンドする」がONの場合、サブフォーム内に画面が収まっている場合にバウンドが行えなかった問題を修正しました。
3-2.PCで携帯電話通信を行った際に電波状況が正しく取得できない問題の修正
Unifinity Studio及びWindows版Unifinity Application Playerで、PCが携帯電話通信(モバイルSIM等)でネットワークに接続している場合に、ネットワーク通信が可能であるにもかかわらず「1903_デバイス/電波状況」の結果が「0」と判定されてしまう問題を修正しました。
3-3.Androidでアプリを二重起動できてしまう問題の修正
Android版Unifinity Application Playerでアプリを起動する際に、アプリを連続でタップすると、アプリを二重に起動できてしまう問題を修正しました。
3-4.レイアウトに存在しないサブフォームの遷移先を変更した場合にエラーが発生する問題の修正
複数のレイアウトの一部にサブフォームが設定されている場合、アプリ実行時に該当サブフォームが非表示の際に「1235_コントロール/サブフォーム遷移先」「1236_コントロール/サブフォーム遷移先(名称指定)」を指定すると「予期しないエラー」が発生する問題を修正しました。
4.仕様変更/その他
4-1.初期データが大量にある場合のアプリの起動処理の高速化
アプリ起動時の「初期データ」の取り込み処理を見直し、高速化を行いました。
これにより、「初期データ」に大量のレコードがあるアプリの起動時間が大幅に短縮されます。
4-2.画像選択時のエラーコード追加
Unifinity Studio及びWindows版Unifinity Application Playerで「1806_ファイル/画像読み込み」「1814_ファイル/画像複数読み込み(繰り返し開始)」を実行した際、画像以外のファイルが選択された場合は、エラーコードに4005をセットするように仕様変更しました。
4-3.スワイプ時処理の実行条件の仕様変更
「サブフォーム」の各スワイプ時処理について、リスト表示「無し」の場合にもロジックが動作するように仕様変更しました。
4-4.Windows版Playerのアプリケーションフォルダーのデフォルトパスの変更
Windows版Unifinity Application Playerを新規インストールした際のアプリケーションフォルダーのデフォルトを下記のように変更しました。
変更前:「C:\Users\(ユーザー名)\Documents\Unifinity」となります。
変更後:「C:\Users\(ユーザー名)\Documents\Unifinity」が存在する場合はそのパスを使用します。存在しない場合は「C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Local\ユニフィニティー」となります。
4-5.Windows版Playerでのアプリ削除時のチェック仕様変更
Windows版Unifinity Application Playerでアプリを削除する際、アプリケーションフォルダーに「.ufp」ファイルが含まれている場合は削除確認メッセージを表示するように仕様変更しました。
4-6.Windowsでのカメラ使用時の画面回転機能の追加
Unifinity Studio及びWindows版Unifinity Application Playerで「1904_デバイス/カメラ起動」「1905_デバイス/スタンプカメラ起動」「1911_デバイス/QRコード読み取り」を使用した際、カメラダイアログ左下に回転ボタンを追加しました
また、同ロジックのパラメーターに追加された「回転(Win)」を指定することで、カメラ起動時に自動で回転した状態にすることも可能となりました。
5.インストーラー
Windows版アプリは下記のリンクからダウンロードできます。
【管理者権限必須版】
【管理者権限不要版】
Android版、iOS版アプリに関しては、それぞれ下記のストアからダウンロードできます。
お使い頂く際には製品のユーザー登録が必要となります。
『Unifinity Studio』のトライアルをご希望の方はお手数ですが下記弊社営業までご連絡下さい。