1.リリース情報
リリース日:2019/06/10
バージョン:3.3.0
2.新機能
2-1.データ型を判別するロジックの追加
引数に指定した値のデータ型を判別するロジックを追加しました。
2-2.「スライダー」を「表」と「サブフォーム」のスクロールバーにする機能の追加
「スライダー」コントロールを「表」コントロールと「サブフォーム」コントロールのスクロールバーとして使用する機能を追加しました。
2-3.ドラムロールの値選択方法を設定する機能の追加(iOS)
iOS端末でドラムロールが慣性スクロール中でも値の選択ができるように、ピッカーのタップ時に選択を完了しないように設定する機能を追加しました。
2-4.Enterキーによるテキストボックスのフォーカス移動対応(Windows)
Windows端末でテキストボックスの入力完了時にEnterキーを押下することで、Tabキーを押下したときの動作と同様のフォーカス移動を行うための設定を追加しました。
2-5.Unifinity Application Playerの起動時に特定のアプリを自動で起動する機能の追加(Android)
Android端末でUnifinity Application Playerの起動時に指定したアプリを自動で起動することができるようになりました。
また、Android端末の電源ON時にUnifinity Application Playerを自動で起動することができるようになりました。
2-6.新しいUniBaaSのユーザーIDによる認証に対応
新しいUniBaaSでユーザーIDをログインIDとして認証する機能を追加しました。
既存のメールアドレスによる認証機能はそのままご利用いただけます。
2-7.新元号「令和」対応
日付のフォーマットが、2019年5月1日に改元された新元号「令和」に対応しました。
3.不具合改善
3-1.【データベース/SQL実行】で結果なし時の処理結果の改善
【データベース/SQL実行】 の処理結果が空の場合に、戻り値をSQLite3のエラーコードではなく、空白のディクショナリーを指定できるように修正しました。
3-2.ウェブビューで日本語を含むURLが表示できないことがある不具合の修正
ウェブビューに日本語またはURLエンコードされた日本語を含むURLを指定すると、OSごとに指定されたウェブページが正常に表示できないことがある不具合を修正しました。
3-3.ポップアップの表示中に言語設定を変更するとポップアップが表示されなくなる不具合の修正(Android)
Android端末でポップアップメッセージを表示中にOSの設定から言語設定を変更すると、ポップアップメッセージが消えてしまい、ポップアップメッセージが表示できなくなる不具合を修正しました。
3-4.【コントロール/フォーカスセット】実行後の動作がOSごとに異なっていた不具合の修正
テキストボックスの実行処理で 【コントロール/フォーカスセット】 を実行した時の動作がOSごとに異なっていた不具合を修正しました。
3-5.Unifinity Application Playerの起動時にリソースファイル以外の特定のファイルが削除される不具合の修正(Windows・iOS)
Unifinity Application Playerの起動時に、Unifinityのアプリケーションフォルダにある拡張子が「mp3」「mp4」「pdf」のリソースファイル以外のファイルが削除される不具合を修正しました。
3-6.Unifinity Studioの更新インストール時に以前のバージョンから設定が引き継がれない不具合の修正
以前のバージョンのUnifinity Studioから新しいバージョンに更新インストールしたときに、「最近使用したプロジェクト」や「ペアリングコード」などの設定が以前のバージョンから引き継がれない不具合を修正しました。
3-7.一部の端末でカメラのオートフォーカスが効かない不具合の修正(Android)
一部のAndroid端末で以下のロジックの実行時にオートフォーカスが効かない不具合を修正しました。
3-8.非アクティブ状態のタイマー処理が指定時間毎に実行されない不具合の修正(Android)
Android端末で非アクティブ時に継続するタイマー処理がバックグラウンドで実行されているときに、指定時間毎にタイマー処理が実行されないことがある不具合を修正しました。
3-9.非アクティブ状態のタイマー処理の動作仕様を変更(iOS)
iOS端末で非アクティブ状態に継続するタイマー処理がバックグラウンドで実行された場合、アクティブ状態に戻るまでの間はタイマー処理をスキップするように仕様を変更しました。
3-10.BLE関連ロジックで情報が取得できないことがある不具合の修正(Android・iOS)
Android端末とiOS端末のBLE関連ロジックでBLEの情報が取得できないことがある不具合を修正しました。
3-11.タイマー処理の実行中にしばらく放置するとアプリが操作できなくなることがある不具合の修正(iOS)
iOS端末でタイマー処理の実行中に端末の画面をOFFにして放置すると、画面をONに戻した後にアプリの操作ができなくなることがある不具合を修正しました。
4.既知の不具合
本バージョンのAndroid版Unifinity Application Playerにおいて、アプリの開始時処理から非アクティブ時に継続するタイマー処理を開始するとアプリが強制終了する不具合があり、次のバージョンで修正される予定です。
2019/06/19更新 上記の不具合はバージョン3.3.1で解決しました。