1.概要
UniFormで帳票をインポートしてアプリケーションを生成した場合、入力したデータを外部のデータベースへ送信する部分は自作する必要がありますが、クラウドデータベース(UniBaaS DB)との連携を行っている場合は、数ステップでデータを送信する機能を追加することができます。
ここでは、UniFormで作成したアプリケーションをクラウドデータベースと連携させ、データ送信を行うための設定手順をご紹介いたします。
なお、UniFormを利用してアプリケーションを作成するには「1. UniFormの概要」を、クラウドデータベース(UniBaaS DB)との連携については「8. 外部データベースとの連携(クラウドデータベース)」をそれぞれご覧ください。
2.連携手順
2.1 Excel帳票のインポート
UniFormでExcel帳票をインポートし、アプリケーションを作成してください。
Excel帳票のインポート方法については「5. ファイルのインポート」をご覧ください。
2.2 クラウドデータベースとの連携
DB設計を開き、自動生成されたテーブルのうち「(インポートしたシート名)_ds」というテーブルを開いてください。
定義シートで写真や手書きサインの入力として設定した項目がある場合は、その項目の型を下図のように「バイナリー型」に変換してください。
その後、クラウドデータベースと連携を行ってください。
クラウドデータベースとの連携は「8. 外部データベースとの連携(クラウドデータベース)」をご覧ください。
クラウドデータベースと連携後、自動で追加された「送信フラグ」の「デフォルト値」を、下図のように「1」に変更してください。
2.3 ユーザー設定ロジックの修正
処理設計を開き、自動生成されたロジックのうち「ユーザー設定ロジック」を選択してください。
画面に赤字で表示されている項目を選択し、右クリックを行って「削除」してください。
2.4 送信処理の設定
画面設計を開き、自動生成された画面のうち「帳票入力フレーム」を選択してください。
画面下部にある「報告」ボタンを選択してください。
その後、[オブジェクト]ペインの[動作設定]タブの[実行処理]の欄で「書き込みロジック」を選択してください。
上記手順で、帳票アプリで入力した内容をクラウドデータベースへ送信するアプリが完成となります。
Unifinity Application Playerで作成したアプリケーションを実行し、帳票に入力を行った後に「報告」ボタンを押下すると、入力データがクラウドデータベースへ送信されることをご確認ください。