1. 概要
Unifinityアプリケーションでは、Playerで認証したユーザーのユーザー情報を取得することがでます。
このページでは、Playerで認証したユーザーが指定のグループに所属しているかをチェックし、その結果に応じて画面表示内容を変更するための手順を解説します。
解説に使用しているサンプルプロジェクトは以下のリンクからダウンロードできます。
2.動作イメージ
3.実装方法(重点事項のみ解説)
3-1 所属グループチェック処理の作成
パラメータで指定された名前のグループにユーザーが所属するかを判定します。
指定された名前のグループに所属する場合は「1」を、
指定された名前のグループに所属しない場合は「0」を処理結果とします。
#3~ ユーザー情報の取得
UniBaaS/ログインユーザー情報取得を使用して現在ログインしているユーザーの情報を取得します。
グループ情報を参照したい場合は、「ユーザー情報」に「すべて」を選択してください。
UniBaaS/ログインユーザー情報取得で「すべて」を選択した場合、処理結果は以下のようなデータとなります。
-
キー 値 user キー 値 id 12345 name ユーザー名 ... groups -
キー 値 id 2345 name グループ名A ...
キー 値 id 3456 name グループ名B ...
token_type Bearer ... -
- グループの名前は「groups」の中にキー「name」として保存されています。
#8~ 判定処理
#5で取得した「groups」には複数のグループ情報が格納されています。
制御文/Foreach(繰り返し開始)ロジックを使用してグループ情報を一つずつ取得し、パラメータで指定された名前のグループが存在するかをチェックします。
グループが見つかった場合、処理結果を「1」として処理を終了します。
3-2 ボタン処理の作成
「所属グループチェック処理」を実行してユーザーが指定のグループに所属する場合のみ、ボタンを表示するよう処理を作成します。
4. 注意事項
Unifinity Studioで UniBaaS/ログインユーザー情報取得を使用する場合は、「プロパティー>環境設定」の「デバッグ実行前にUniBaaS認証する」にチェックを付けてください。