デバイスを開発環境(Unifinity StudioをインストールしたPC)にネットワーク接続することで、Unifinityアプリケーションがデバイス上でどのように描画されるかを確認できます。この機能を「リアルタイムプレビュー」といいます。
リアルタイムプレビュー中は、画面定義リストで画面名を選択すると、その画面がデバイスに表示されます。この状態で開発環境の画面を編集・変更すると、デバイス側も連動して変わります(画面の同期は3秒間隔で行われます)。
リアルタイムプレビューを可能にするには、以下の流れで操作します。
1) 接続に必要な設定 | |
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開発環境とデバイスの両方に、接続に必要な設定を行います。 |
2) デバイスとの接続 | |
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開発環境側で「デバイス待受」を行います。 待ち受け状態になったら、デバイス側で「開発環境接続」を行います。 |
開発環境接続に必要な設定
ここでは、開発環境接続に必要な設定について説明します。
接続情報の設定
開発環境側とデバイス側の両方で、以下の情報を設定します。
- ペアリングコード
- ポート番号
上記の設定は、開発環境側では[環境設定]タブ、デバイス側は設定画面で行います。
- 開発環境側
TOPメニューの[プロパティー]⇒[環境設定]タブ⇒[通信設定] - デバイス側
Windows版:TOPメニューの[設定]⇒[環境設定]タブ⇒[通信設定]
Android版:メニューの[設定]⇒[ペアリングコード]、[ポート番号]
iOS版:メニューの[設定]⇒[ペアリングコード]、[ポート番号]
設定項目の詳細は、『プロパティーの確認/変更』の「3. [環境設定]タブ(Unifinity Studio)」または「4. [環境設定]タブ(Unifinity Application Player)」を参照してください。
【注意】ペアリングコードの設定に使用可能な文字について
ペアリングコードの設定に使用可能な文字は半角英字のみです。ペアリングコードに数字や記号を利用することはできません。
プロキシ接続の設定
プロキシ接続が必要なときは、開発環境側では[環境設定]タブ、デバイス側はメニューの[設定]でそれぞれ設定します。
設定情報については、自社のネットワーク管理者の方にお問い合わせください。
デバイスとの接続
ここでは、デバイスとの接続について説明します。
デバイス待受
開発環境側でデバイス待受を開始するには、画面設計ではメニューアイコンの[デバイスWi-Fiに接続]をクリックします。DB設計、処理設計では(デバイス待ち受け)をクリックします。
待ち受け状態になると、[デバイスWi-Fi]に接続]の隣にチェックマークが表示されます。
【参考】初めてデバイス待受を開始したときは
お使いの環境によっては、Windows Defender ファイヤーウォールの警告メッセージが表示される場合があります。そのような画面が表示された場合は、画面上の[アクセスを許可する]をクリックするなど、通信許可の操作を行ってください。
開発環境接続
開発環境側が待ち受け状態になったら、デバイス側で「開発環境接続」を行います。
同じネットワーク上のPC(ネットワークアドレスがデバイス側と同じPC)で起動している待ち受け状態の開発環境のうち、ペアリングコードとポート番号が一致している開発環境と接続され、表示中の画面がデバイス上に表示されます。
Windowsの場合
デバイス側のランチャー画面でメニューの[開発環境接続]を選択します。
【参考】初めて開発環境接続を行ったときは
お使いの環境によっては、Windows Defender ファイヤーウォールの警告メッセージが表示される場合があります。そのような画面が表示された場合は、画面上の[アクセスを許可する]をクリックするなど、通信許可の操作を行ってください。
Androidの場合
デバイス側のランチャー画面右上にある[︙]をタップし、[開発環境接続]をタップします。
iOSの場合
デバイス側のランチャー画面右上にある[MENU]をタップし(①)、メニューの[開発環境接続]をタップします(②)。