リアルタイムプレビューは、開発環境側の表示をデバイス側でプレビューしているだけで、実際の操作はできません。
デバイス上で動作を確認するには、開発環境側で現在開いているプロジェクトからアプリケーションファイル(拡張子 .uap)を生成し、デバイス側で受信する必要があります。
デバイス上での動作確認は、以下の流れで行います。
1) 開発環境側で「オブジェクト生成」を実行。
2) 開発環境側でデバイス待受を実行。
3) デバイス側で開発環境接続を実行。
4) デバイス側でアプリケーションファイルの受信を実行。
【注意】端末の認証が必要
デバイス上で動作を確認するには、対象デバイスで端末認証を行う必要があります。詳細は、『インストール』の「5. 端末の認証」を参照してください。
【参考】ナビゲーションバーやWindowsメニューバーの表示/非表示について
プロジェクトのプロパティーで[ナビゲーションバー(android 4.4以上)]や[Windowsメニューバー]にチェックを入れておくと、終了処理を実装していないUnifinityアプリケーションの実行中でも、Windows版ならメニューの[プロジェクトを閉じる]、Android版ならナビゲーションバーの戻るボタンで終了できます。
プロジェクトのプロパティーは、Unifinity StudioのTOPメニュー⇒[プロパティー]⇒[プロジェクト]タブで設定します。
オブジェクト生成
開発環境側で現在開いているプロジェクトからデバイス上で実行可能なアプリケーションファイル(拡張子 .uap)を生成することを「オブジェクト生成」といいます。
オブジェクト生成を行うと、プロジェクト内容がUnifinity Application Playerで動作するコードに変換され、アプリケーションファイルに出力されます。
TOPメニューの[実行]⇒[アプリのファイルを生成]を選択すると、プロジェクトファイルと同じ階層のフォルダーにアプリケーションファイルが生成されます。
アプリケーションファイルの受信
開発環境に接続している間は、現在開いているプロジェクトのアプリケーションファイルをデバイス側で受信できます。受信したアプリケーションファイルは、Unifinity Application Playerのランチャー画面に追加されます。
Windowsの場合
開発環境接続中に、デバイス側のランチャー画面でメニューの[受信]を選択します。
ランチャー画面上でのアプリケーション名を入力して[OK]をクリックすると、受信が始まります。受信が終わると、ランチャー画面に戻ります。
Androidの場合
開発環境接続中に、デバイス側のランチャー画面右上にある[受信]をタップします。
ランチャー画面上でのアプリケーション名を入力して[OK]をタップすると、受信が始まります。受信が終わると、ランチャー画面に戻ります。
iOSの場合
開発環境接続中に、デバイス側のランチャー画面を2本指でタップし、メニューの[受信]をタップします。
ランチャー画面上でのアプリケーション名を入力して[OK]をタップすると、受信が始まります。受信が終わると、ランチャー画面に戻ります。