機能概要
タイマー処理を開始します。
機能詳細
実行処理で指定した処理を、ウェイト時間の単位間隔で実行します。 既に同じタイマー名で実行中の処理がある場合は、タイマー処理の開始は無効となります。
- 注意
- バージョン3.3.0ではAndroid端末でアプリの開始時処理から「非アクティブ時:継続する」に指定したタイマー処理を開始すると、アプリが強制終了しますのでご注意ください。
既知の不具合情報 - 2019/06/19更新 上記の不具合はバージョン3.3.1で解決しました。
- タイマー処理の実行中に 制御文/Unifinityアプリ実行 を実行すると、同名のタイマー処理が重複して実行できるようになる場合があります。
タイマー処理の実行中に 制御文/Unifinityアプリ実行 を実行するときは、事前に 制御文/タイマー停止 で実行中のタイマー処理を停止してください。
- タイマー処理の実行中にUnifinity Application Playerを非アクティブ状態にした場合、次のタイマー処理が実行されるタイミングでタイマー処理を停止する判定が行われます。その時間までにUnifinity Application Playerをアクティブ状態に戻した場合、「非アクティブ時:停止する」としていてもタイマー処理が継続します。
- ユーザーからの応答を待機する、またはデバイスからの情報取得を待機するようなロジックコンポーネントはタイマー処理内で使用できません。
対象コンポーネントは下記の通りです。
制御文/タイマー状態取得
画像/スタンプ画像合成
ダイアログ/入力
ダイアログ/内部ブラウザー表示
ダイアログ/メール新規作成
ダイアログ/通話
ダイアログ/ポップアップ選択肢(固定)
ダイアログ/ポップアップ選択肢(データベース)
メッセージ/メッセージボックス表示
メッセージ/Waiting画面表示(On)
ファイル/画像読み込み
ファイル/PDF閲覧
ファイル/外部アプリオープン
デバイス/電池残量
デバイス/充電状態
デバイス/電波状況
デバイス/カメラ起動
デバイス/スタンプカメラ起動
デバイス/QRコード読み取り
デバイス/動画再生
デバイス/NFC読み込み
デバイス/NFC書き込み
プッシュ通知/デバイスID取得
プッシュ通知/ローカルデバイスID取得
独自/スクリプト
独自/エンジンバージョン名取得
独自/ライブラリについて
- 下記のコンポーネントを呼び出すとUnifinity Application Playerは非アクティブ状態になります。
ダイアログ/ブラウザー表示
ダイアログ/メール新規作成
独自/アプリ呼び出し
- Android端末で一時的に外部アプリを呼び出し、外部アプリ側で非アクティブ状態にした場合、「非アクティブ時:停止する」としていてもタイマー処理は継続されます。 対象コンポーネントは下記の通りです。
ファイル/画像読み込み
パラメーター
- 引数
-
タイマー名 文字列データ
開始するタイマー処理に名前を付けます。
名前はタイマー処理停止時に必要となります。ウェイト時間 数値データ
秒またはミリ秒数を指定します。単位 ウェイト時間の単位を指定します。
- 秒
- ミリ秒
実行処理 実行する処理を指定します。 パラメーター 全てのUnifinityデータ型
実行処理に渡すパラメーターを指定します。 (追加引数)非アクティブ時 非アクティブ時のタイマーの制御を指定します。
- Windows:Unifinity Application Playerが
アクティブウィンドウではなくなった場合の動作となります - Android, iOS:Unifinity Application Playerが
バックグラウンドになった場合の動作となります
種別 動作内容 継続する 非アクティブ状態の間もタイマーは継続して
動作を続けます。
iOSは[スキップする]を指定した場合と同じ
動作をします。スキップする 非アクティブ状態の間はタイマーが一旦停止
します。
アクティブ状態に戻るとタイマーは再び再開
します。停止する 非アクティブ状態になるとタイマーが停止し
ます。
アクティブ状態に戻った後もタイマーは停止
し続けます。
- 戻り値
- 無し