1.概要
Unifinityアプリケーションは、動画を再生することができます。この記事では、インターネット経由で取得した動画ファイルや、リソース登録した動画を再生する方法を解説します。
以下のようなケースに対応できますので、ぜひご覧ください。
- インターネットからダウンロードした動画ファイルを再生したい
- リソースに定義した動画ファイルを再生したい
解説で使用しているサンプルプロジェクトは、以下よりダウンロードすることができます。ぜひご活用ください。
2.動作イメージ
3.実装方法(重点事項のみ解説)
3-1.画面の作成
以下の要領で新規に画面を作成し、その中にボタンを配置します。
①ボタン
3-2.ダウンロードロジックの作成
ダウンロードに使用するロジックを作成し、登録します。
ダウンロードに使用するロジックは以下となります。
#1 ネットワークからファイルをダウンロードするロジックです。
動画ファイルのURIに対してHTTP通信を行い、ファイルをダウンロードします。
ダウンロードされたファイルは、「ダウンロード.mp4」としてアプリ領域に保存されます。
#2 動画ファイルを再生します。上記#1で取得した「ダウンロード.mp4」をファイル名に指定して再生します。
作成したロジックは、 「ダウンロード動画を再生」ボタンに登録してください。
3-3.リソース呼出しロジックの作成
リソース動画を呼び出すためのロジックを作成し、ボタンに設定します。あらかじめリソースに動画を登録しておく必要があります。
リソース動画は、「プロパティー」>「リソース」から「キーワード」を設定して登録します。キーワードは、リソースを呼び出す場合に使用します。
リソース読込に使用するロジックは以下となります。
#1 リソースから動画を呼出します。「リソースKEY」パラメーターに、先ほど設定したキーワードを指定します。
作成したロジックは、 「リソース動画を再生」ボタンに登録してください。
以上で動画を再生する設定は完了です。
メニューアイコンの「実行」ボタンからアプリを実行して正しく動作するか確認してみましょう。
各ボタンを押して、画面で動画が再生されたら成功です。