1.概要
入力中のテキストボックスを強調するために、アクティブになると瞬時に背景色と罫線色を変更する方法です。
解説で使用しているサンプルプロジェクトを以下よりダウンロードすることができます。ぜひご活用ください。
2.動作イメージ
3.実装方法(重点事項のみ解説)
3-1.画面の作成
新規に画面を作成し、必要なコントロールを配置します。
①テキスト
文字を入力するコントロールです。
3-2.ロジックの実装
「①テキスト」を選択した場合のロジックです。
ロジックは大きく2つ作成する必要があります。
1)選択していない場合(通常色)の処理
2)選択している場合(強調色)の処理
設定する色が違うだけですので、ここでは2)の場合のみを解説します。
処理は、次のとおりです。
3-2-1.テキストボックスの色を変える(背景色)
「1.テキストボックス強調色セット」処理では、コンポーネントに「コントロール」の「背景色セット」を設定します。
続いて「コントロール」には色を変えたいテキストボックス、「背景色」には、変えたい色を設定します。
3-2-2.テキストボックスの色を変える(罫線色)
「2.テキストボックス強調色セット」処理では、コンポーネントに「コントロール」の「罫線色セット」を設定します。
続いて「3-2-1.テキストボックスの色を変える(背景色)」と同様に、「コントロール」「罫線色」を設定します。
3-3.画面からのロジック呼び出し
1)選択していない場合(通常色)の処理
「動作設定」の「実行処理」に、通常色のロジックを設定します。
2)選択している場合(強調色)の処理
「動作設定」の「押下瞬間処理」に、強調色のロジックを設定します。
以上で「①テキスト」分の実装は完了です。このサンプルプログラムのように複数のテキストボックスがある場合、それぞれに同様の実装を施します。