1.概要
Unifinityのアプリが実行されている環境の情報を取得する方法をご紹介します。
このサンプルプログラムでは、次の情報を取得する機能を実装しています。
機能 | 概要 |
---|---|
OSバージョン取得 | OSのバージョンを取得します。 |
アプリバージョン取得 | Unifinityアプリケーションのバージョン番号を取得します。 |
Unifinityバージョン取得 | Unifinity Application PlayerまたはUnifinity Studioのバージョン を取得します。 |
UserAgent取得 | Webサイトへのアクセスの際に送信する、デバイスとブラウザの 情報を取得します。 |
解説で使用しているサンプルプロジェクトを以下よりダウンロードすることができます。ぜひご活用ください。
2.動作イメージ
3.実装方法(重点事項のみ解説)
3-1.画面の作成
新規に画面を作成し、必要なコントロールを配置します。
①ボタン
押すことで、各情報を取得するためのロジックを呼び出します。
②ラベル
左に配置したボタンに対応する、各取得情報を表示します。
3-2.ロジックの実装
3-2-1.OSバージョン取得
Unifinityには、OSバージョンを取得するコンポーネントが「独自」の「OSバージョン取得」として用意されているので、これを用いて取得し、メイン画面の対応する「②ラベル」に設定します。
3-2-2.アプリバージョン取得
「3-2-1.OSバージョン取得」と同様の処理を行います。
3-2-3.Unifinityバージョン取得
「3-2-1.OSバージョン取得」と同様の処理を行います。
3-2-4.UserAgent取得
UserAgentは、JavaScriptを実行して取得します。
Unifinityでは、コンポーネントで「独自」の「スクリプト」を設定します。
すると「スクリプト」欄が表示されるので、ここにUserAgentを取得するJavaScriptを記述します。
3-3.画面からのロジック呼び出し
メイン画面の各「①ボタン」に、それぞれに対応するロジックを「実行処理」として設定します。
以上で実装は完了です。