機能概要
開いているExcelファイルの中から、指定したキーワードを置換します。
機能詳細
開いているExcelの中から、キーワードで指定した文字列のみを含むセルを探します。
検索は左上(A1のセル)から右方向へ検索し、最後の列まで見つからなければ、次の行を検索していきます。
最初に見つかった1セルのみが処理の対象となります。
セルが見つかった際、継続するが「はい」の場合は、その行を下の行へ挿入します。
その後、セルの内容を置換文字列で指定した内容で置換します。
継続時に行を削除するが「はい」の場合は、下の行へ挿入した行の削除を行います。
- OS別動作状況
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OS 動作状況 Android 非対応です。 iOS 非対応です。 Windows Excel2008以降がインストールされたPCでのみ動作します。
- 覚え書き
- このロジックは、データ数が可変である表を作成する際に活用できます。
まず、表を作成したい場所に、置換用のキーワードを埋め込んだセルを、データのカラム数分、右方向へ作成しておきます。
次に、このロジックを使用して各キーワードを書き込みたいデータへ置換していきます。
この際、最初のカラムの置換時には継続するを利用し、その行を下へ挿入しておきます。
この挿入によって、置換するキーワードが下の行に新たに作成されるため、再度キーワードを置換し続けていくことで可変行のデータをもつ表を作成することができます。
表に含める最後の行を置換する際は、継続時に行を削除するを利用することで、次の行にキーワードが挿入されることを防ぐことができます。
パラメーター
- 引数
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キーワード 文字列データ
置換の対象となる文字列を指定します。置換文字列 文字列データ
キーワードを置換する文字列を指定します。継続する 置換する前に、キーワードが見つかった行を、その下の行へ
コピーするかを指定します。- する
- しない
継続時に行を削除する 継続するが「する」の場合に、下の行へコピーした行を削除
するかを指定します。- する
- しない
- 戻り値
- 無し