テーブル設計は、作業エリアの[設計]タブで行います。ここでは、テーブル設計の操作について説明します。
項目名などの入力
一般的なデータベースにおける「カラム」に相当します。[設計]タブで入力する情報は、以下のとおりです。
列の名前 |
説明 |
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項目名 |
作成するカラムの名称で、コントロールや処理(ロジック)と連携する際にも、この名前を使用します。 項目名には、次の6種類の記号は使用することができません。 ( ) . / [ ] |
物理項目名 |
SQLiteに格納するカラムの名称です。同じテーブル内では、他のカラムと同じ名前は使用できません。 ロジックコンポーネント「SQL実行」使用時にSQL文を直接書く場合やフィルターで指定する場合などでは、物理項目名を使用します。 物理項目名に「rowid」という名前は使用することはできません。 |
型 |
|
桁数 |
カラムの最大桁数/最大文字数です。 この項目は将来外部との連携の拡張用のために存在し、現在のUnifinityでは使用されていません。最大桁数を超えた値をセットしてもSQLiteではエラーにならずそのままデータベースに格納されます。 |
空許可 |
カラムが空(NULL)の状態を許可するかどうかの設定です。 チェックを入れたときは、NULL状態が許可されたカラムとなります。チェックを外したときは、NULL状態が許可されていないカラムとなります。 カラムのNULL状態を許可しないことで、ロジックコンポーネント「データベース/追加」を使用してデータベースに値を追加する際、ロジックのパラメーターに値を設定し忘れてしまっても、データベースの制約違反として値を追加させないようにできます。 |
デフォルト値 |
カラムのデフォルト値を設定できます。 |
主キー |
テーブルの主キーを設定できます。 |
備考 |
カラムの説明を記入できます。記入した内容は、設計書自動出力を行った際、設計書テンプレートに記載したキーワード「###Notes###」と置き換えられます。 |
カラムの操作
[設計]タブでは、以下の操作ができます。
・カラムの挿入
・カラムの削除
・カラムの並び順変更
・カラムの編集
カラムの挿入
挿入する位置の行を右クリックして、メニューから[挿入]を選択します。
確認のメッセージ画面が表示されますので、[はい]をクリックすると選択行の上に空行が追加されます。
カラムの削除
削除する行を右クリックして、メニューから[削除]を選択します。
確認のメッセージ画面が表示されますので、[はい]をクリックすると選択行が削除されます。
※削除する行を選択し、TOPメニューの[編集]⇒[削除]を選択しても、同様に削除できます。
カラムの並び順変更
行をドラッグ&ドロップすると、カラムの並び順が変更されます。
カラムの編集
TOPメニューの[編集]で、行に対する以下の操作ができます。[編集]の詳細は、『基本操作:Unifinity Studio編』の「5. TOPメニューの説明」を参照してください。
・元に戻す、やり直し
・切り取り、コピー、貼り付け
また、行を右クリックして表示されるメニューでも同様に操作できます。